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2005年シリーズ最終戦となったもてぎスーパー耐久300マイル
今回は最終戦ということもあり参加台数43台 またST3クラスも13台のエントリーがあり盛況ぶりがうかがえた。
#7 メーカーズゼナドリンRX-7は現在シリーズランキング8位のポディション ここツインリンクもてぎロードコース
はSTOP&GOのコースで我々FD3Sには不得手なコース。またレース距離も300マイル(約480km)のため燃費
の悪いRX-7は2回の給油ストップが確実。一方ライバルのZ33 NSX BMWなどは1回の給油で走りきるのは確実
であり厳しい戦いが想像されたが、長いレース何が起こるのかはわからない。最後まで諦めることなく全力で、この
最終戦にチーム一丸となって挑む
またこの最終戦には前戦までにスポット参戦してきたFD3Sが3台エントリーされ、我々RX-7勢もZ33に負けない台数
なので、ツインリンクもてぎを賑ぎ沸かせるようなRX-7の活躍を期待したい。
11月18日(金) フリー走行
セッション1
今年のスーパー耐久は晴空が続きエントラントも観客も過ごし易いシーズンだったと思う
もちろんこの最終戦もてぎでも澄み切った青空の中でレースウィークを迎えることになった。#7 メーカーズゼナドリン
RX-7はいつも通りに白井・一樂・杉林のドライバーラインナップ セッション1ではマシンセッティングおよびコースチェ
ックを主体に走行を進める。タイムは2‘07.255 ST3クラスで9番手と奮わない。足回りのセッティングなどを主に
詰めていく。また一樂選手はこのもてぎロードコースの走行経験が少ないため、コースチェックを主体とした走行となった。
クラストップタイムは27号車BMWで2’05.411 この27号車は昨年のもてぎ最終戦で予選ポールをもぎ取ったマシン。
今年も好調ぶりをセッション1より披露する。またこのセッション1位〜4位までは2分5秒台のタイム 7号車は2秒も離さ
れている状態なので残るセッションでタイムを詰めなくてはならない。
セッション2
昼からの走行となったセッション2 7号車のタイムは2‘06.999と今ひとつ伸びない。セッション1より足廻りのセッテ
ィングを変更して挑んだが、どうやら裏目にでてしまう結果となってしまった。このセッションのクラス1番時計は48号車フ
ィールズT&GアドバンZで2’04.826のタイム 結局7号車はクラス6番手のタイム止まり。このところ予選で好調なRX-7
だけに最後のセッションで予選に向けたセッティングをだしておきたい。
セッション3
15時から行われたセッション3 各チーム予選シュミレーションでの走行となる
7号車もNEWタイヤを装着し、予選シュミレーションアタックを開始。杉林選手アタックで2‘05.625と先ほどのセッション
よりもタイムを1秒上げるがクラス8番手止まり。この最終セッションで1番時計をマークしたのは33号車トータルスポーツ
イングスZで2’03.938と3秒台をマークしてくる。33号車を今回ドライブするのは大井貴之選手で2001年はRX-7でシリ
ーズチャンピオンを獲得したドライバーだが、今回はZ33にマシンを変え、最終戦に乗り込んできた! 2番手には21号車
TO’S協新計測アネックスцRX-7が2‘04。099 3番手にはチームメイトの15号車岡部自動車ハーツRX-7が2’04.27
3と続きRX-7勢がZ33に迫るタイムのセッション3だった。しかし7号車は上位までまだ1.5秒の開きがあり明日のグリッド予
選までには何とか詰めていきたい。
11月19日(土) 公式予選
ドライバー予選
この土曜日、気温はかなり下がり肌寒い日となったが、空は快晴。
7号車はいつも通り白井選手から基準タイムクリアにむけコースイン 続いて杉林選手もタイム計測を行い2‘05.808で
クラス8番手のタイム。このドライバー予選でクラストップに踊りでたのは昨日まではノーマークだった29号車MSF TRACY
NSX FAB YHだった。急遽アタックドライバーに昨年トレイシーでドライブ。今年はスーパーGT(300クラス)で最終戦まで
チャンピオン争いを繰り広げたM-TEC NSXをドライブした細川慎弥選手。タイムは2’03.910と流石のタイム。2番手には
15号車岡部自動車ハーツRX-7が2‘04、417と続く
グリッド予選
決勝グリッドを決めるこのグリッド予選。
7号車は前回の第7戦菅生ラウンドではポールを獲得だったので、勢いにのり今回も上位を狙いたい。
ST3・ST4クラスの合同セッションが開始され、7号車も杉林選手ドライブでアタック開始。タイムは2‘03。953で一気にドラ
イバー予選のタイムを2秒縮める。しかしアッパレだったのはチームメイト15号車の浅井選手。渾身のアタック2’02.378で
従来のコースレコードを0.5秒縮め見事ポールポディションをゲットする。2番手は33号車トータルスポーツイングスZ 2‘03.
055なのでいかに15号車浅井選手のタイムはすごいのかがわかる。3番手には細川選手アタックの29号車NSXが2’03.
107となり、7号車はクラス5番手まで順位を落とす。このまま5番手では納得できない7号車はエンジンが冷えるのを待ち再度
コースイン。アタックを懸ける。するとタイムは2‘03.953と1回目とコンマ001秒までまったく同じタイムだった。ピットは笑いと
共に7号車にアタック終了を無線で指示。15号車のポールポディション獲得を皆で祝福することになった。7号車はクラス5番手
から上位を狙う。
11月20日(日)決勝レース
この日も快晴に恵まれたツインリンクもてぎ
朝のフリー走行では決勝にむけた最終確認とセッティングを中心に走行。2分8秒台でクラス8番手のタイム。
日没の関係からか?レーススタートは12:00〜といつもより早足のレース進行スケジュール。
しかし、朝のフリー走行でエンジンのパワー感がいまひとつないというドライバーからの訴えに、最終戦ということもあり万一の
トラブルがあってはならいと判断したチームは急遽エンジンをスペアに交換する決断を下す。ここまで全戦完走をしている7号車
なので最終戦でも最後まで走り抜きたいという気持ちはチーム全員同じだった。レーススタートがいつもより早く、スタートのピッ
トロード閉鎖はAM11:40.それまで2時間弱しかない。しかし十勝24時間レースなどではエンジン交換を1時間でこなしてしまうメカ
ニック達には十二分な時間であった。今年最後のピットウォークも開催され大勢のお客様がピットに訪れてくれたが、7号車はジャ
ッキアップしたまま黙々とエンジン交換をこなしていた。
そしてピットロード閉鎖2分前に7号車はスターティンググリッドへ向けてコースインをする。
そしてPM12:00 いつも通りにローリングスタートにて300マイルの今年最後のレースの火蓋が切られた。
クラス5番手からスタートの7号車 スタートドライバーは杉林選手。しかしスタートの混乱にて23号車C-WEST ORC ADVAN Z
とBP ADVAN NSXに先行を許してしまう。しかし、この3台でのバトルは数十週に渡り順位を入替えながら続くことになる。
23号車と83号車との長いバトルを制したのは7号車。2台の前に躍り出ると徐々にその差を広げていく。クラス5位となる。
そしてルーティンでの給油ピットイン。35LAPで予定通り。給油・タイヤ交換・ドライバーチェンジで杉林→一樂選手に交代しコース
へ戻る
一樂選手に交代し、コースへ戻った7号車。そして5LAP後にクラストップを快走していた15号車も予定通りにピットインし7号車と
同じく給油・タイヤ交換・ドライバーチェンジを済ませコースへ戻る・・・しかし、その直後、V字コーナーでARTAのアルテッツアが
接触によりコース上に止まってしまう動かなくなってしまう。これによりセーフティーカーが入ることになってしまった。このSCを利用
してライバル達は一斉にピットインを行い給油する・・・。我々RX-7は燃費の問題から、ライバルより少し先にピットインをしたのだが、
これが裏目となってしまった。ピットからも「あと5LAP前にSCだったら・・・」とため息が漏れた。ライバル達はピットインのロスを、
SCを使いうまく回避することに成功。RX-7勢はほとんどが40LAP前に1回目のピットインを行った直後だけにレースは不利に動くと
思われた。その後、コース上に止まった車両が排除され、レースが再びスタートされる。我々としては、ライバル達が予定より早くSC
により給油をしたことにより、レース終盤にガス欠が起こりうる可能性を願ってレースをするしかなくなってしまった。またチームメイト
の15号車がシリーズランキング3位のポディションでこの最終戦を迎え、シリーズ2位を目指して(チャンピオンは決定済)の戦いとなっ
ていた。ランキング2位の83号車を抑えることも役割のひとつだった7号車だったが、1回目のピットインまでは十分にその役割も果した
のだが、このSCですべての思惑も崩れ去ったといっても過言ではなかった。
しかし、レース再開をした12周後にコース上にオイルが出てしまい数台がスピン。危険と判断した競技委員は再び、SC導入となった。
2回給油のRX-7はこのSCは先ほどの不運を取り返す絶好のチャンス!このSCで2回目のピットインを7・15号車ともに行うことになった。
しかし7号車は運悪く、セーフティーカーの真後ろのポディションとなってしまい、実質1LAP損をしてしまうことになってしまう。まずはシリ
ーズ2位を追う15号車から先にピットイン。その1LAP後に7号車もピットイン。一樂選手→白井選手へドライバー交代。給油のみ実施し、
コースへ復帰する。そのときの順位はクラス8位。15号車はこれで順位復活と思われたが、このピットインでのピットロードでの違反があり
なんと痛恨のドライブスルーペナルティを受けてしまう。
7号車はチームメイトの15号車のペースが早く、順位を入替えクラス9位まで一時順位を落としてしまうが、その後、48号車・23号車をパス
しクラス6位まで浮上。結局そのまま2005シーズン最後のチェッカーフラッグを受けることとなった。
今年のレースはこれで終了となってしまいましたが、振り返ってみると結果は残せませんでしたが、いろいろと得られることも多かったシー
ズンでした。昨シーズンよりも車両重量も軽くできるレギュレーションに変更され(実際は30kgほどしか軽くなりませんでしたが)
予選などでは、後半戦は上位へいけるようになり、RX-7本来の速さも徐々に取り戻せるようになってきたと感じます。しかし、7号車は決勝
レースでの歯車が噛合わず順位を下げる展開が多かったシーズンにはなってしまいましたが、ドライバー・チーム一同、前向きに攻めていっ
た結果だと思い、気持ちは晴れやかです。生産を終了して3年も経過するRX-7が、まだ現役でレースのステージで戦えることを感じた1年で
もありました。また全国のロータリーユーザーに少しでも、アピール出来たのではないかとも感じております。
1年間無事にシーズンを終了し、全戦完走ノーリタイアで走り抜けたのも、これもひとえに、ご声援をくださった皆様、ご協賛くださいました
スポンサー様各位の賜物の深く感謝致しております。誠にありがとうございました。
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